こんにちは!ブログ運営者のめぇぷるです。今回は、入園を控えたお子さんに読んであげたい絵本をご紹介します。
4月。
初めて幼稚園や保育園に入園する子。
1つ学年が上がり、お兄さん、お姉さんになる子。
それぞれの新しい環境、生活が始まりますね。
そんな成長の節目に子ども達に読んであげたいおすすめの絵本を厳選しました。
幼稚園教諭時代に毎年読んでいたお気に入りの絵本や、子どもに読んで反応の良かった絵本を基準に選びました。この記事を読めば、お気に入りの1冊が見つかりますよ。
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入園前に読んであげたいおすすめの絵本紹介
私がおすすめしたい5冊の絵本をご紹介していきます。
おおきくなるっていうことは
作:中川 ひろたか 絵:村上 康成 出版社:童心社
おおきくなるっていうことは ようふくが ちいさくなるってこと
おおきくなるっていうことは あたらしい はが はえてくるってこと
おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと
おおきくなるっていうことは……そういうこと
知っておられる方も多いと思いますが、男性として日本で初めて保育士となった中川ひろたかさんの絵本シリーズです。
様々な目線から子ども達の成長を感じることが出来る絵本です。
出来るようになったこと、自分で考えられるようになったこと、小さな子に優しくしてあげられるようになったこと、年の数がひとつ増えたこと…。
絵本を読んでいくと、子どもの小さい頃の姿を思い出し、嬉しさや寂しさを感じ、こころがじーんとなる感覚に陥ります。
入園、進級、卒園、誕生日などそれぞれの節目に読んであげたい絵本です。
幼稚園では、新学期の初日と、学年末に必ず子ども達に読んでいました。
きみたちきょうからともだちだ
作:中川 ひろたか 絵:長谷川 義史 出版社:朔北社
「あたらしい おともだちの にゅうじょうです」
不安そうな顔をして、おともだちが入場すると、
まほうつかいに しらゆきひめ、ロボットになっているねんちょうさんが歌を歌って迎えてくれました。
「では、 ぼくだちが たのしいえんを あんない いたしましょう」
ねんちょうさんが幼稚園での過ごし方をやさしく教えていきます。
「きみたち きょうから ともだちだ。カンパーイ!」
こちらも中川ひろたかさんの絵本シリーズです。
入園したばかりのお友だちのために、年長さんが幼稚園を案内してくれます。
案内する中で、「脱いだ靴は下駄箱にいれる」「ブランコは順番にのろう」「おもちゃはちゃんと片づけよう」など幼稚園生活のルールを上手に伝えてくれます。
年長さんの伝え方が優しくて上手!!親の視点から見ても参考になります。
そして、絵本に出てくる歌は、最後のページに楽譜がついており、ピアノで演奏することが出来ます。歌の歌詞もステキです。
歌がすきなお子さんが喜びそうな絵本だね!
幼稚園ってこんなところなんだ。
おにいちゃんやおねえちゃんと遊びたいな。
と、これからの幼稚園生活が楽しみになるような絵本です。
ようちえんのいちにち
作:おか しゅうぞう 絵:ふじた ひおこ 出版社:佼成出版社
あさです。くまのこようちえんの バスのりばに、みんな あつまってきます。
「おはよう!」「おはよう!」ようちえんバスのなかは にぎやかです。
あかりちゃんは、なかよしのさっちゃんとならんですわり、おしゃべりをしているうちに、バスはくまのこようちえんに着きました。
「おはようございます」と元気に挨拶をして、れんらくちょうを出します。
園庭では、おにごっこ、なわとび、てつぼう、ボールあそび、ブランコ、すべり台…みんなすきなあそびをします。
幼稚園では、あさのうたを歌ったり、工作をしたり、ダンスをしたり、お弁当だって食べます。楽しいことがいっぱいある くまのこようちえん。他にはどんなことをするのかな?
あかりちゃんの幼稚園での一日が詳しく描かれています。
ところどころにあかりちゃんの心情も含まれていて、共感できる部分が盛りだくさんです。
話自体は少し長いので、入園前のお子さんに一気に読むのは難しいかもしれませんが、何回かに分けたり、絵を見ながら簡潔に読んであげるのも良いですよ。
幼稚園での一日の流れを見ることで、お子さんも幼稚園生活をイメージしやすくなると思います。
読みながら、幼稚園で働いていた時を思い出しました。本当に幼稚園生活をそのままを再現されている絵本です。
絵がとっても可愛くて、それを見るだけでも楽しめそうだね。
えらいこっちゃのようちえん
作:かさい まり 絵:ゆーち みえこ 出版社:アリス館
きょうからようちえん。
ようちえんバスがきた。えらいこっちゃ。ひとりでのるんだ。
ようちえんについた。たくさんいる。えらいこっちゃ。
ブロックであそびたいのにかしてもらえない。えらいこっちゃ。
ようちえんでは《えらいこっちゃ》なことがたくさんありました。
初めての幼稚園生活では家との違いにびっくりすることもたくさん。
家と幼稚園の違いを子ども目線で伝えてくれる絵本です。
初めてのバス通園、初めての立ちションのトイレ、初めて1人での着替え…《えらいこっちゃ》と言いながらも頑張る姿に胸がキュンとなります。
最後にお母さんに「がんばったね」と褒めてもらう場面に心が温まります。
この絵本を読んでおくと、幼稚園生活をイメージしやすくなるよ。
立ちションの仕方や、一人着替えの練習しよう!と気付かせてくれた絵本です。
ようちえんいやや
作・絵:長谷川 義史 出版社:童心社
「ようちえん いくの いやや
ようちえん いくの いやや
ようちえん いくの いややー」
きょうも だれかが泣いています。
いろいろ理由はあるけれど
「おかあちゃんといちにち いっしょにいたいだけなんやー」
これまでに紹介してきた絵本とは少しテイストが違う絵本です。
きっと誰にだって一度は経験する「ようちえんに行くのがいやだ」という気持ちを存分に表現している絵本です。
みんなみんなお母さんと一緒にいたいという気持ちが伝わってきます。
そして、最後の1ページ。
それまで泣いていたのが嘘かのように楽しそうな表情の子ども達。
思わずクスっと笑ってしまいます。
最初に読んだときは、なんだか胸が締めつけられそうになりましたが、最後のページに救われました。なんだかんだ言いつつ、楽しんでいる姿を見ると安心しますよね。
幼稚園に行くのが泣けてしまう子に向けて、《みんな同じ気持ちだよ》と寄り添いながら読んであげたい絵本だね。
おすすめの絵本一覧表
上記で紹介させていただいた絵本を一覧にしました。
どれを買おうか迷っている方は、ぜひ比較してみて下さい。
価格 | 作者 | 絵 | 出版社 | 一言メモ | ||
おおきくなるっていうことは | ¥1,430 | 中川 ひろたか | 村上 康成 | 童心社 | 入園、進級、誕生日。子育ての節目に読んであげたい一冊。 | 詳細を見る |
きみたちきょうからともだちだ | ¥1,320 | 中川 ひろたか | 長谷川 義史 | 朔北社 | 幼稚園での過ごし方を分かりやすく教えてくれる一冊。 | 詳細を見る |
ようちえんのいちにち | ¥1,650 | おか しゅうぞう | ふじた ひおこ | 佼成出版社 | 幼稚園ってどんなところ?の疑問に答えてくれる一冊。 | 詳細を見る |
えらいこっちゃのようちえん | ¥1,430 | かさい まり | ゆーち みえこ | アリス館 | 家と幼稚園の違いを分かりやすく伝えてくれる一冊。 | 詳細を見る |
ようちえんいやや | ¥1,430 | 長谷川 義史 | 長谷川 義史 | 童心社 | 幼稚園へ行くのに泣けてしまう時に読んであげたい一冊。 | 詳細を見る |
※こちらは2022年1月10日時点のAmazonの価格となります。
入園前に読んであげたいおすすめの絵本まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、入園を控えているお子さんに読んであげたいおすすめの絵本をご紹介させていただきました。
新しい環境に入るのは、不安や心配もありますよね。
絵本を通じて、少しでもこれからの生活に期待を持てるようになっていただけると幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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