こんにちは!ブログ運営者のめぇぷるです。
今回は、幼稚園見学の事前準備、見るべきポイントについてご紹介します。
お子さんにとって、初めての集団生活。
今までずっと一緒にいたお父さん、お母さんと離れて、新しい世界へ踏み出す第一歩ですね。
そんな大切なお子さんが通う幼稚園。
お父さん、お母さんの願いは【子どもが楽しく過ごしてくれること】ですよね。
そのための幼稚園選びはとても重要です。
今回は、元幼稚園教諭だっためぇぷるが、幼稚園見学の事前準備と見るべき大切なポイントについて詳しく説明していきます。
今回は、幼稚園でのことについて詳しく説明していますが、保育園を検討されてる方も参考になる内容となっております。
それでは順番に見ていきましょう!
どうして幼稚園見学が必要なのか
それは、これから数年間安心して子どもを預けるため、そして、お子さんが楽しんで園生活を送るためです。
保護者の方も、お子さんも、安心して通うためには、まず、幼稚園について知らなければいけません。
ほとんどの幼稚園には、ホームページやパンフレットがあります。
しかし、それは日々の園生活のほんの一部にすぎません。
パンフレットについては、毎年作り変えるわけではなく、何年間か同じものを使用しています。
そのため、本来の園の様子はホームページやパンフレットだけでは分かりません。
大切なお子さんがこれから何年も通う場所です。
後々後悔しないように、ご自身の足で出向き、実際に自分の目で見て納得したうえで園を決定しましょう。
先生や園児の姿、保育室の雰囲気、施設の清潔さなどを実際に見ることで、だいぶ印象が変わるよ。
幼稚園見学をするベストな時期はいつ?何件くらい見たらいいの?
幼稚園見学は、希望すればいつでも見ることが出来ます。
しかし、一番ベストな時期は6~7月です。
4月は年少さんが入園したばかり、5月は長い連休明けで園児も泣いている子が多く、先生も忙しいです。ですので、園自体が落ち着いている6,7月がオススメです。
8月は園見学は出来ますが、夏休みで園児が登園していないため、普段の様子を見ることが出来ません。
9月は願書提出日がせまっているので、見学希望者が多くなり、予約を取るのが難しくなります。
夏休みに入ってしまった場合は、事前に予約だけでも取っておけば安心だね!
遅くなってしまったから…と諦めずに、一度園に連絡してみましょう。
園見学は、何件見たら良いかの決まりはありません。が、少なくとも2件以上見ておくと比較が出来て分かりやすいかと思います。
3件見ると、大体それぞれの園の特色などが分かってきます。
気になる園があったらどんどん行ってみよう!
幼稚園見学の事前準備
幼稚園見学の前に、ご家庭でやっておくことを説明していきます。
子どもの教育方針を共有する
まずはご夫婦で話し合い、子どもの教育方針についてお互いの考えを共有することです。
お子さんのどんな所を伸ばしたいか、園生活で学んでほしい所などを話し合いましょう。
そして、幼稚園に求める項目を挙げていきます。
お二人の希望に沿った園が近くにあるかを調べましょう。
- 食育に力を入れている (いちご狩りや芋ほりなどが経験できる)
- 講師による特別カリキュラムがある (体操、音楽、英語)
- スイミングスクールがある
- カリキュラムがしっかりしている (文字や計算を教えている)
- 自然と触れ合う機会が多い (近くに山がある、多くの生き物を飼っている)
- モンテッソーリを導入している
ホームページで下調べ
ある程度候補の幼稚園を見つけたら、ホームページで下調べをしましょう。
- 保育料
- 保育時間
- 延長保育の有無
- 家から幼稚園までのアクセス
- バス通園はあるか
- 一日の流れ
- 年間スケジュール (保護者が参加するイベントはどのくらいあるか)
上記で大体幼稚園について把握が出来たら、次は園見学の予約をします。
希望の幼稚園へ電話して園見学の予約をとる
園見学の予約は電話でしましょう。
- 子どもの名前
- 子どもの生年月日
- 保護者の連絡先
は聞かれるかと思うので備えておきましょう。
《電話をかけるベストな時間帯》
幼稚園へ電話するときは、一斉保育をしている10~12時までか、園児が降園した後の15時以降がオススメです。
登園時や昼食時は忙しいので、折り返しかけ直す場合があります。
お互いに二度手間になってしまうので避けましょう。
園見学の日にち、時間を決める
園側から希望の日時を聞かれる場合があるので、あらかじめ3日ほど候補を挙げておきましょう。
園見学の時間は、なるべく自由遊びの時間帯をオススメします。
大体10時頃までが自由遊びですが、園によって様々なので、ホームページで確認しておきましょう。
自由遊びの時は、先生や子どもの様子が分かりやすいよ!
時間が分からない時は、電話の時に聞いてみよう!
確認しておくこと
念のために、下記のことを確認しておきましょう。
- 子どもを連れて行ってもよいか
- 必要な持ち物はあるか
幼稚園見学時の服装、持ち物は?
服装に決まりは無いので、カジュアルな格好で行っても大丈夫です。
しかし、お子さんを連れて行くのであれば、動きやすい格好が良いでしょう。(ミニスカートやハイヒールは避ける)
階段を昇ったり、椅子に座ったり、園庭の様子を見に行ったりと色々動いたり、
見学中にお子さんが園庭で遊ぶかもしれません。
持ち物は次の物を準備しましょう。
- メモ帳
- 筆記用具
- 質問リスト(あれば)
- 上履き (大体の園はスリッパを用意してあります。しかし、コロナが広まり現在はどうなっているか分かりません)
- 子どもの絵本、おもちゃなど (説明を受けている間、お子さんが暇にならないようにちょっとした絵本を持っていくと良いですよ)
幼稚園見学で見るべきポイント
実際の幼稚園見学で見るべきポイントを1つずつ説明していきます。
子どもの様子
実際にその園に通っている園児の姿を見ることはとても重要です。
来年からはご自身のお子さんもそこに仲間入りするのです。
先生やお友達とのびのび過ごしているか、活気があるか、挨拶をしてくれるか…
などを見ておきましょう。
先生の様子
先生達が園児とどのように関わっているのかもチェックしましょう。
- 園児に対しての言葉遣いはどうか
- 挨拶、笑顔はあるか
- 先生同士でかたまっていないか
- 先生の年齢層
先生達がかたまって話をしていると、その分お子さんへの配慮が疎かになってしまい、怪我につながる恐れもあります。
特に外遊びでは大勢の園児が遊んでいます。
それぞれ適材適所で子ども達と関わっているのか見ておきましょう。
また、先生たちの年齢層も見ておくと良いです。
ベテランの先生と若い先生がバランスよくいる園が理想です。
もし、泣いている園児がいたら、先生の対応も見ておくと良いですよ!
職員体制
その園には何人の先生がいるのか、先生一人に対して何人の園児を受け持っているのか。
園長先生や主任先生に確認しておくと良いでしょう。
園長先生、主任先生は子ども達と関わっているか
クラスを持っていない園長先生や主任先生がどれだけ園児のことを把握しているのか確認しましょう。
子どもの方から積極的に園長先生に話しかけていたり、園長先生が一人一人の園児の名前を言える幼稚園はアットホームな感じがしますよね。
逆に、園長先生が園児の名前を覚えていなかったり、子どもとの関わりがない場合は、普段は園長室にこもりっきり…なんてことも考えられます。
施設の設備、安全管理
施設の設備や、園庭の遊具の安全管理がしっかりされているかをチェックしましょう。
- 不要なものは出していないか
- 荷物が積みあがってないか
- 園庭の遊具で壊れている所はないか
- 階段に手すりはあるか
- 消火器はあるか
施設の清潔さ
お子さんが気持ちよく園生活を送るには、施設の清潔さも重要です。
特に毎日使う保育室、トイレはしっかりと確認しましょう。
- ゴミが落ちていないか
- おもちゃが乱雑に置かれてないか
- 机の上に先生の私物が置かれていないか
- 園児の荷物を収納するスペースは十分にあるか
- 便器周りに汚れはないか
- トイレットペーパーはしっかりと補充されているか
園庭の広さ
園庭の広さも見ておくと良いですね。
時間帯によっては、全園児が外で遊びます。
子ども達が思い切り走り回れる広さか確認しておきましょう。
おもちゃの充実さ
幼稚園生活の中で、一番長い時間を過ごすのが保育室です。
おもちゃが多ければ多いほど良い!ということではありませんが、最低限は必要ですよね。
おもちゃの種類についても、お子さんの年齢に合っているか、壊れたものばかりおいていないかも確認しましょう。
同様に絵本も確認しておきましょう。
駐車場の広さ
車で送り迎えをするお父さん、お母さんは駐車場についても一度見ておくことをおすすめします。
特に登園時、降園時は交通量が多いことが予想されます。
同じ時間帯に一度様子を見に行っても良いと思います。
駐輪場についても同様に確認しておきましょう。
セキュリティはしっかりしているか
セキュリティ面は不安の無いようによく見ておきましょう。
- 幼稚園の門は常に施錠されているのか
- 職員室には常時1人は滞在しているか
- 幼稚園の周りはフェンス等で囲っているか
幼稚園への質問について
幼稚園見学での質問内容についてまとめました。
それぞれの家庭環境によって質問内容も変わってくると思うので、下記の項目の中で気になったものを質問してみて下さい。
幼稚園の教育方針(どんなことを重要視しているか)
各幼稚園には必ず教育方針があります。
事前にご夫婦で話し合ったお子さんの教育方針と一致しているかを確認しましょう。
特別なカリキュラムはあるか
園によっては、『体操、音楽、英語』といった特別に講師に来ていただいて園児たちに教えてくれるカリキュラムを導入している所があります。
中には、降園後に行っている園もあるよ! (保育料とは別途)
幼稚園でそのまま習い事をする感じだね!
入園までに準備しておくものはあるか
通園バッグやシューズ袋は指定の物があるのか、手作りなのか。
ここは保護者の方に負担かかる所ですので、事前に聞いておくと良いでしょう。
入園後にプラスでかかる費用はあるか
幼稚園によっては、保育料や教材費以外にも集金が必要になる場合があります。
親子遠足代、スイミング代、ピアニカ代…など。
パンフレットには細かく書かれていない場合もあるので確認しておきましょう。
給食について
食育や、アレルギー対応について、園の方針を確認しましょう。
保育中、熱が出た時の対処法
特に共働きをされているご家庭は心配ですよね。
熱が何度になったら園から連絡が来るのか、その後の対処法なども確認しておき、ご夫婦で対応の仕方を話し合っておきましょう。
延長保育の時間、料金
延長保育を導入している園は少なくありません。
下記のことを質問しておけば安心かと思います。
- 何時から何時までか
- 料金
- おやつの有無
- 担当先生は決まっているのか
- どのくらいの園児が利用しているか
幼稚園見学についての補足
上記の記事を読んだうえで、大切なことを3つお伝えします。
必ず自分の目で確かめよう
今の時代、ネットや口コミでほとんどの情報を調べることが出来ます。
レビューなどで、実際に園に通った経験のある先輩ママさんの意見を聞くことも大切です。しかし、やはり一番は自分で確かめて納得したうえで決めることです。
幼稚園を決定する前に、必ずご自身の目で確かめましょう。
幼稚園見学を終えたら、当日中にメモにまとめよう
複数の幼稚園へ見学へ行く場合は、どうしても前の園の印象が弱まってしまいます。
ですので、幼稚園見学へ行った日は、その日のうちにメモに記録しておきましょう。
その時のお父さんお母さんの感想や想いも一緒に書いておくことをおすすめします。
園庭開放を活用しよう
幼稚園によっては、月に何回か園庭開放をしている所もあります。
実際に参加することで、普段の幼稚園の雰囲気も分かりますし、お子さんも幼稚園に対して親しみを持てるようになるので入園後の園生活にもプラスになります。
お時間のある時は、ぜひ参加してみて下さい。
めぇぷる家の園見学の様子
私が園見学したのは、アメリカのデイケアでした。
しかし、一連の流れは日本とほとんど同じだったのでご紹介します。
実際に見学したのは3園、メールで問い合わせたのは2園の計5園でした。
メールで詳しい日時を決めて、子どもと一緒に見に行きました。
一通り園の中を見ながら説明を受け、気になる所を質問しました。
- 保育室、水まわりの清潔さ
- 先生の対応
- 保育時間、料金
- セキュリティ
- 給食
- (日本人が通っているかどうか)
渡米したばかりで英語も十分に分かりませんでしたが、やはり、実際に見ることでその園の雰囲気は伝わりました。
最終的には子どもにどこの園に通ってみたいか聞いてみて、子ども自身に選んでもらいました!
お父さんお母さんの思いも大切ですが、幼稚園選びで迷ったら、お子さんにも聞いてみると良いかもしれません。
幼稚園見学のまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、幼稚園見学の事前準備と見るべきポイントについてご紹介させていただきました。
- 子どもの教育方針を夫婦で共有する
- ホームページで下調べ
- 希望の幼稚園へ電話して園見学の予約をする
- 幼稚園見学時の服装、持ち物を確認
- 子どもの様子
- 先生の様子
- 職員体制
- 園長先生、主任先生と子ども達の関わり方
- 施設の設備、安全管理
- 施設の清潔さ
- 園庭の広さ
- おもちゃの充実さ
- 駐車場の広さ
- セキュリティ管理
- 幼稚園の教育方針
- 特別なカリキュラムはあるか
- 入園までに準備しておくもの
- 入園後に必要な費用
- 給食について
- 熱が出た時の対処法
- 延長保育について
もしかしたら、全ての条件をクリアしている園が見つからないかもしれません。
その時は、【何が一番重要か、ここだけは譲れない!】という所を見極めて決めていただけたらと思います。
ご家族の皆さんが納得して、楽しい園生活が送れるように願っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!