こんにちは!ブログ運営者のめぇぷるです。今回は、アメリカのデイケア事情についてご紹介します。
海外赴任が決まると、子どもの預け先はどうしようかな…と迷われる方も多いのではないでしょうか?
我が家は、渡米してからすぐに現地のデイケアやプリスクールを調べ始め、1ヶ月後には通わせ始めました。
息子が3歳になったばかりの頃です。
今回は、アメリカでのデイケアの探し方から入園するまでの流れをまとめていきます。
私と子どもは2018年にアメリカへやってきて、今年の夏で4年目に突入しました。
最初に通いだしたデイケアがとても気に入っており、今でも通っています。
なぜデイケアを選んだのか?
まずは、私たち夫婦がどうしてデイケアを選んだのかをお伝えします。
海外赴任が決まった時点で、私と主人の意見は分かれました。
主人はせっかくアメリカに行くのでネイティブの中で英語を身につけてほしいという考え。
一方で私は、英語は少しずつ身につけていけばいい、それよりも安心してお友達と遊べる日本語学校の幼稚園が良いという考えでした。
お互いの意見は渡米するまで変わらず、実際にそれぞれの園を見て決めようということになりました。
そしてアメリカでの生活が始まったのですが、まず、私の考えていた英語は少しずつ身につけていけばいいというのが甘い考えだったということに気付きました。
家では、私も主人も日本語のみ、公園へ行っても他のお友達や保護者の方とも関わることもなく、買い物へ行ってもレジで挨拶する程度。
想像していたよりも英語に触れる機会が全くありませんでした。
ほとんど家の中で過ごしていたので、日本にいる時と変わらないな…というのが最初の印象でした。
その為、積極的に関わりに行かなければ、全く英語が身につかずに終わってしまうのではないか…と考え直すことにしたのです。
そして、先輩駐在ママとお話しする機会があり、子どもの預け先について相談したところ、現地の幼稚園でも楽しく通っていると教えてもらい、それならばとプリスクールやデイケアを探すことにしました。
私がこだわっていた童謡や手遊び、日本の遊びは家で教えていこうと前向きになれました!
アメリカのデイケア(Daycare)とは?
アメリカで乳幼児を預けるとなると、
- プリスクール (Pre-school)
- デイケア (Daycare)
- ベビーシッター (baby-sitter)
などがあります。
中でもデイケア(Daycare)は日本の保育園と思っていただけると分かりやすいかと思います。
- 0歳(生後6週間頃)から預けられる
- 預かってもらう時間が長い (7:00~18:00)
- 園によって、週2日、週3日、週5日と選べる
- 専業主婦でも預けることが出来る
- 費用が高い
プリスクールは2時間~5時間くらいの預かり時間になるよ。
せっかくの機会なので、英語にたくさん触れられるようにデイケアを選びました。
アメリカのデイケアの探し方
デイケアを選ぶにあたって、まずは気になる園を全て書き出し、情報収集をしました。
インターネット、SNS、公式サイト、園の口コミを参考にしました。
Yelpというアプリがおすすめです!
自宅付近のデイケアをメモする
Yelpで出てきた自宅付近のデイケアの名前を全てメモします。(合計10~15園)
次に、メモしたデイケア一つ一つをホームページやFacebookなどのSNSで詳しく調べ、箇条書きにしてまとめていきます。
- 自宅との距離 (車での送迎時間)
- 預かり時間
- 費用
- 口コミ
- 園のカリキュラム
- 外観、内装
自宅との距離は、Google Mapsで園を設定し、車で何分かかるかを調べます。
デイケアは費用が高いので、あらかじめ予算を決めておくと良いでしょう。週ごとに支払うのか、一カ月ごとに支払うのかは園ごとに違います。ホームページには費用は載っていないことが多いので、デイケアに連絡する際に忘れずに確認しましょう。
園の様子を知るには、口コミを見ることがとても重要です。実際にお子さんを預けている父兄の率直な意見を知ることが出来ます。何年も前の古い情報もあるので、出来るだけ最新の口コミを参考にしましょう。
写真などが載っていれば、保育室など園の様子を見ておくことをオススメします。
デイケアに連絡する
自宅付近のデイケア情報をまとめたら、その中から気になったデイケアを5つくらいに絞ります。
候補に絞ったら、実際にデイケアに連絡をします。
私の場合は、英語に自信がなかったので全てメールで対応しました。
ホームページに《Contact Us》と書かれたフォームがあるので、そこから連絡します。
英語に自信のある方、早く手続きに進みたい方は電話で連絡する方法が良いと思います。
メールだと返信が来るまでに2日ほどかかる場合もあるよ!
- 子どもをデイケアに通わせたいこと
- 園見学を希望していること
- 子どもの名前、性別、生年月日
- 住所
- メールアドレス
- 電話番号
- 日本から来たばかりで英語が話せないこと
- 保護者の名前
通わせたい時期が決まっていたら、〇月から通わせたいと日にちも伝えると良いです。
5園にメールを送り、3園は見学可能、2園は現在空きがないということで断られました。
デイケアを決めるまでの流れ
3園のデイケアに実際に見に来てくださいということで予定を組んでもらったので、子どもを連れて見学に行きました。
園見学当日までに、園見学でチェックする項目、先生に質問する内容をまとめておきましょう。
園見学へ行く
園を見学する時の注意点や見るべきポイントをお伝えしていきます。
- メモ帳&ペン
- 携帯
- 子どものおもちゃ
3園ともセキュリティがしっかりしており、ドアを開けるにはパスワードを入力しなければいけませんでした。
インターホンがあるので、先生が出てきてくれるのを待ってから、施設の中に入ります。
施設に入ったらまず先生に確認を取り、翻訳サービスに電話しました。
スムーズに園の情報を聞いたり、気になったことを質問出来るので、英語が得意ではない方にはぜひ導入してほしいです。
簡単な挨拶を済ませた後に、保育室や園庭を見ながら説明してくれます。
- 保育室は清潔か
- トイレは清潔か
- おもちゃの種類、充実さ
- 体を動かして遊ぶスペースはあるか (室内・戸外)
- 駐車場の広さ
- セキュリティはしっかりしているか
アメリカのデイケアでは、保育室の中でも常に外履き用の靴を履いていました。
お昼寝の時もずっと靴を履いているので、その辺りが清潔かどうかはチェックしました。
気になることを質問する
園見学へ行く前に、質問したいことをまとめておきます。
案内時に聞けなかったことを最後にまとめて質問しました。
- 預かり時間と費用の確認
- クラス人数と担任の数
- カリキュラムの詳細
- 食事はどのようなものが提供されるか
- 冬はどのような対応になるか
- 日本人はいるか
- 英語を話せないが大丈夫か
- デイケアでの様子が分かるか
- 特別クラスと費用について
- 毎日の必要な持ち物は?
- 保護者の参加する行事などはあるか
- すぐに通うことは可能か
細かいと思われてしまうかもしれませんが、大切なお子さんが毎日通う場所です。
不安なことは全て聞いて、クリアにしておきましょう。
特に赴任してきたばかりだったので、英語が話せないことや、息子の性格(人見知り、心配性なこと)についてはしっかりと伝えておきました。
また、私達の地域では、冬がとても長く、最低気温が-20℃になることもあったので、冬の外遊びのことや、雪が積もりすぎた場合の送迎についてなどを詳しく説明してもらいました。
デイケアによってはコンピューターやスポーツ、スペイン語の取得などの特別クラスがあります。保育料に含まれているのか、どの時間に行われるのかなどを聞きました。
デイケアに申し込む
園見学での内容や感じたことをメモにまとめ、3園全ての見学が終わった時点で、夫婦で話し合いました。
見学に行ったどの園もステキなところだったので、最終的には息子にも意見を聞いて、息子が行きたいといったデイケアに通わすことに決めました。
決まり次第、デイケアに入園したい意思を伝え、手続きを進めてもらいます。
必要書類について
デイケアに通うための必要書類を準備します。
- 予防接種の記録
- 出生証明書
- 子どもについて (アレルギーや普段の様子、好きな遊びなど)
- 緊急連絡先
- 保育料の支払い方法
かかりつけの病院へ行き、学校へ行くための書類が欲しいと提出用の書類を用意してくれました。
アメリカのデイケアに通ってみた感想
息子が3歳になり、アメリカへ赴任して1ヶ月経った頃に週3日で通い始めました。
クラスに日本人のお友達はいませんでしたが、幸いなことにデイケア自体が開園されたばかりでクラスの人数も少なかったので、担任の先生のケアがとてもよく行き届いていました。
人見知りで引っ込み思案の息子なので、人数が少ないというのも良かったように思います。
通いだしてすぐに英語を話せるようになるということはありませんでしたが、息子なりに周りの様子を見ながら先生の指示を聞いて行動出来ているようでした。
実際に英語に自信を持ち始めたのは、デイケアに通いだして1年6ヶ月後くらいだと思います。
お子さんの性格によって個人差があるようです。息子は積極的に話す方ではなかったので、平均よりは遅い方だと思います。
今では、同じクラスのお友達と冗談を言いながらおしゃべり出来るほどに成長しました。
預け始めた当初は不安もありましたが、今では現地のデイケアに通う決断をして良かったと思っています。
アメリカのデイケア選びのまとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、アメリカのデイケアについてご紹介させていただきました。
- 自宅付近のデイケアをピックアップ (10~15園)
- ホームページやSNSを使って、詳しい情報を調べる
- 5つくらいに候補を絞る
- デイケアに連絡する
- 実際に見学に行く
- 気になることを質問する
- デイケアを申し込む
- 必要書類を用意する
慣れない土地、日本語が通じない中でデイケア、プリスクールを探すのは本当に大変だと思います。
今回の記事が、少しでも参考になってくれたら幸いです。
一緒に乗り越えていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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