こんにちは!ブログ運営者のめぇぷるです。
今回は、壁面の作り方についてご紹介します。
幼稚園や保育園、小児科などに飾ってある壁面装飾。
とっても可愛くて、壁面があるだけで雰囲気がぐっと変わりますよね??
一見難しそうで、器用な人しか作れないと思われがちですが、実は、誰でも簡単に作ることが出来るのです。
幼稚園教諭時代、様々な壁面の作り方を試してきましたが、
今回お伝えする方法が1番簡単で、なおかつ早く、上手に作ることが出来ます。
お子さんのために何か作りたいと思っているお父さん、お母さん。
壁面を効率よく上手に作りたいと思っている保育士さん、学生さんにオススメの記事です。
では、早速作っていきましょう!!
壁面装飾の作り方
壁面の作り方を各工程ごとに写真付きでまとめました。
準備するもの
- 作りたいキャラクターの壁紙
- 色画用紙
- はさみ
- のり
- ボールペン
- ホッチキス
- 油性マジックペン
- 丸シール (必要に応じて)
壁面の作り方
作る工程が多いですが、順番に進めていけば難しくありません。
もちろん、全てを1日で作らなくても、何日かに分けて進めていくことも出来ますよ!
塗り絵や、ネットにあるイラストから探します。
自作のキャラクターでももちろんOKです!
まずは、作りたいキャラクターを決めましょう。
特に決まりはないので、お子さんの好きなもの、ご自身が作りたいものを選んでいただければOKです。
同じキャラクターで、どの構図が良いのか迷った場合は、
- パーツの大きさ
- パーツ数
- 正面を向いているもの
で選んでみると良いですよ!!
パーツが大きいとはさみで切りやすい、パーツ数が少ないと作業工程が減る、などの利点があるよ!
- コピー機で拡大縮小して、作りたいキャラクターの大きさを決めます。決まったら印刷しましょう。
- ここで決めた壁紙と同じ大きさの壁面が出来ます。
カラー印刷じゃなくてもいいんだよね?
もちろん!白黒印刷でも全く問題ありません。
今回、私はライオンを作るよ!
まずは土台を決めて、土台となったパーツに細かなパーツを貼り合わせていきます。
1番大きなパーツが土台になる場合がほとんどですが、作る物によって様々ですので
1度完成図を頭の中でイメージしてみて下さい。
- 人の顔→顔の輪郭
- 全身→顔の輪郭、胴体
- 動物→体全体
- 車→ボディ
作るものによっては、土台が2つに分かれることもあるよ!
ここではライオンのたてがみと体が土台になります。
色画用紙の上に壁紙をのせて固定し、土台となるパーツをボールペンでなぞっていきます。
この場合は、ライオンのたてがみの線です。
色画用紙の上から壁紙をなぞることで、ボールペンの跡がつきます。
強めになぞった方のが色画用紙に跡がつきやすいです。
土台の線をなぞったら、そのまま壁紙を動かさずに上に貼るパーツもボールペンでなぞります。
見本でいうと、ライオンの顔の輪郭です。
後々パーツを貼り合わせる時に、
貼る場所が明確になり、全体のバランスを崩すことなく貼ることが出来るからです。
大体の枠をなぞっておけばOKです。
パーツを貼る時にバランスを考えずにサクサク作っていけるよ!
色画用紙についたボールペンの跡を見ながら、はさみで切っていきます。
同じように、次は細かなパーツを作っていきましょう。
さっきと同じ要領で、使う色画用紙の上に壁紙を置いて、ボールペンでなぞります。
見本では、ライオンの輪郭をなぞります。
もし、またその上に必要なパーツがある場合は、その部分もなぞって印を付けておきましょう。
ここでは、目、鼻、耳、ひげの印を付けます。
輪郭の部分を切っていきます。
見本では、ライオンのひげが輪郭の外にはみ出ていますね。
このような場合は、はさみで切ってしまって大丈夫です。
輪郭の線に沿って切っていきます。
切り終えたら、土台に貼っていきましょう。
事前に、土台に輪郭の印を付けておいたので、その線に合わせて貼っていけば大丈夫です。
このように、目、鼻、体…と、どんどん作っていきましょう。
切ったパーツを次々に土台に貼っていきます。
貼る場所の目安は、事前にボールペンで印を付けていますので、そこに貼っていきましょう。
《模様や細かな部分はマジックを使いましょう!》
キャラクターの模様やまつ毛などの細かな部分はマジックで描いていきます。
見本では、ライオンの口とひげ、足をマジックで描きました。
細かな部分をマジックで描くことで、時短にもなりますよ!
《のりしろの部分をしっかりと残しておこう!》
パーツによっては土台の下に貼るものも出てきます。その場合は、壁紙通りに切ってしまうと、のりを貼る部分が無くなってしまいます。
パーツを切る前に、一度どこに貼るかを考えて、のりしろが必要な場合は、その分を残して切りましょう。
体を土台 (ライオンのたてがみ)に貼る時に、斜線が引いてある部分にのりを付けるよ!
のりしろがないと、土台と貼り合わせる時に困ってしまうね。
《シールを活用しよう!》
目や模様で色やサイズが合う時は丸シールを使うことも出来ます。
見本は、シールバージョン(左)と画用紙バージョン(右)です。
こちらは個人の好みなので、お好みで活用してみて下さい!
時短にもなるし、私はよく利用しています!!
これで全ての工程が終わりました。
お疲れ様でした!
壁面製作のワンポイントアドバイス
壁面を作るにあたって、「ここはこうした方が良いよ」というポイントを2つ挙げました。
ふちどりをする
土台が白色の場合は、切る前にマジックでふちどりすることをおすすめします。
ふちどりは、ボールペンでなぞった線の上を、再度マジックでなぞればOK!
ふちどりすることで、作品がよりはっきり見えるね!
同じ形は重ね切りをする
お花、星、ハートなど、同じ形のパーツが欲しい時は、ホッチキスで固定して重ねて切りましょう!
時短になり、とても便利です。色画用紙5~6枚までは重ねて切れます。
色画用紙の枚数が多すぎると切りにくくなるので要注意です!
例えば、同じキャラクターを複数作る場合は、各パーツごとで重ね切りすると良いですよ。
壁面をラミネート加工をしよう
作った壁面をラミネート加工することも出来ます。
- 作った壁面を汚したくない方
- お子さんの誕生日に毎年使いたい方
- お子さんに持たせて遊ばせたい方
せっかく作った壁面を汚したくない!!という方は
ラミネート加工がオススメです。
ラミネート加工をすると、破れにくくなり、水や汚れにも強くなります。
子供に持たせても安心です。
専用の機械を買わなくても、簡単にラミネート出来るものもあるのでやっておくといいですよ!
めぇぷるの壁面ギャラリー
今までに作ってきた壁面をご紹介します。
このように、壁紙があれば様々なキャラクターを作れます!
ちなみに、こちらのフシギダネは今回記事でご紹介したやり方を5歳の息子に教え、1人で作りました。
壁面の活用方法
やっとの思いで完成した壁面。活用方法も様々です。
どのように活用できるのかご紹介します。
壁に貼る
お部屋の壁に貼るだけで雰囲気がガラッと変わります。
お誕生日やイベントの時だけでなく、季節に合わせたものを貼ると、四季を感じられて良いですよね。
我が家では、トイレトレーニングの時にトイレの壁に好きなキャラクターを貼りました。
なかなかトイレに行きたがらない時も、「〇〇がトイレで待ってるよ。お話しに行こう」と声掛けをすると行ってくれる確率が高かったです。
記念写真の装飾に使う
お子さんの写真の飾りに使えます。
赤ちゃんの時は寝ている写真を撮ることが多いですよね。
近くに飾りを置くだけで簡単に可愛い写真を撮ることが出来ます。
まだ動けない時期は、ラミネートをしなくても汚れる心配もないので何度も繰り返し使えますよ。
色紙に貼ったり、手作りカードを作る
サイズを小さめにして作ると、お手紙の飾りにもなります。
お友達への誕生日カードに好きなキャラクターを作ってあげると喜ばれますよ。
手作りパズルに変身
作ったキャラクターを何等分かに切ると、パズルに早変わり!!
お子さんの年齢に合わせてピースの数や大きさ、形を決めれる所が魅力ですね!
普段やっているパズルに飽きてしまった時は、手作りパズルを作ってみるのも良いですよ。
最初は壁に貼って楽しみ、しばらく飾ってからパズルにして遊んでいます。1つ作って2度楽しめるなんて、得した気分になりますよね。
まとめ
いかがでしたでしょうか??
今回は、簡単に作れる壁面装飾の作り方についてご紹介させていただきました。
ちなみに、私の絵のセンスは0に等しいです。
絵心は5歳の息子に負けています。
それでも、このやり方でたくさんのキャラクターを作り、子ども達に喜ばれてきました!!
ぜひ参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!